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インターネット接続不調

たまには、インターネットの仕組みの話をしましょうか。

インターネット(ウェブ)を見るとき、

http://www.yahoo.co.jp/

こんなのを見たことありませんか?
アドレスとかって呼ばれているヤツです。

ホームページアドレスですね。

インターネット(ウェブ)を見るときは、

  1. ホームページアドレスを入力する
  2. ヤフーなどで探して見に行く


だいたいこの方法で見に行くのではないでしょうか?

このとき、ヤフーなどで探して見に行くときも、探し出すのは、
ホームページアドレス
ですね。

このホームページアドレスは、コンピュータの住所みたいなものです。

というかホームページを自分のパソコンで見るときは、

インターネットのどこかにある、「ページ」を拾ってこなければなりません。

「ページ」がどこにあるか、を示すのが、「ホームページアドレス」です。

ホームページアドレスが判っているならば、それを使えばいいし、
判らないときは、ヤフー(Yahoo)とかグーグル(google)で検索すればいいのですね。

ここまでは、判りましたか?



先ほどは、「ページ」がインターネットのどこかに落ちていて、それを拾ってきて見る、と書きました。

でも本当に「落ちている」わけではありませんね。

でも自分の知らないどこかに「ページ」があるわけです。

では、どこに?

それは、インターネットに繋がっているコンピュータの中にあるのです。

誰かが、そのコンピュータに「ページ」の種を置いているのです。

それを世界に向けて発信しているコンピュータのことを「サーバ」と言います。

サーバへつなぐときに「ホームページアドレス」があれば、繋がるわけですね。

ここまでは、判りましたか?




インターネットを見るとき、「サーバ」から「ページ」を拾ってくる。
「サーバ」の住所が「ホームページアドレス」と言いました。

ところで、本当の「サーバの住所」は、実は、ホームページアドレスではないのです。

本当のサーバの住所は、

IPアドレス(あいぴーあどれす)

と言う、数字です。

ホームページアドレスは、
www.fc2.com
とかの文字(英語の文字)ですが、
IPアドレスは、
208.71.106.124
等の数字が4つ組み合わさったものです。

アナタが今使っているコンピュータは、実は、「ページ」を「サーバ」から貰ってくるとき、
このIPアドレスで「サーバ」と繋がっているのです。

つまり、住所が判ってても電話で話が出来ないので、電話番号を使って電話してお話する、ということです。
 住所:ホームページアドレス
 電話番号:IPアドレス
というわけですね。

人間の世界では、電話帳というものがあり、
 住所:電話番号
と書いてますね。実際は、
 名前:住所:電話番号
ですね。
コンピュータの世界でも同じような物がないと、接続できません。
 ホームページアドレス:IPアドレス
まぁ名前を付けるとすると、
 名前:ホームページアドレス:IPアドレス
とかですね。
例えば、
yahoo : http://www.yahoo.co.jp/ : 124.83.139.192
とかいう感じの「コンピュータの電話帳」です。

この「コンピュータの電話帳」は、
どこにあるかご存じですか?

「うちのパソコンにも入ってる!」

いいえ!

違います。

世界中に増え続けるコンピュータの情報なんて、
コンピュータに入れておくことは無理です。

ではどうなっているのでしょう?
それには、下の絵を見て下さい。



上の絵にある「名前変換サーバ」というのが、そのコンピュータの電話帳になります。
(ちゅうい!この「名前変換サーバ」っていう呼び方は、このページだけで通用します。
 大人とか友達には、何それ?って言われちゃいます。正しい呼び方は最後に書いておきます
 ので、注意してください)
アナタのパソコンからは、「最初に必ず」この「名前変換サーバ」に、
接続したい相手の「ホームページアドレス」を聞きに行くのです。
すると、「名前変換サーバ」が、「IPアドレス」を教えてくれるのです(赤色の線)。
アナタのパソコンは、「IPアドレス」を教えてもらってはじめて、
本当につなぎたい相手につなぎに行くのです(青色の線)。
本当につなぎたい相手は、上の絵では「インターネット」って省略していますが、
「インターネット」には何億台ものコンピュータ(サーバも含む)が繋がっています。
でも「IPアドレス」が判っていれば、その中の一台につなげることができるのです。



ここで質問が!

「名前変換サーバ」のIPアドレスは誰が教えてくれるの?

じつは、名前変換サーバだけは、誰も教えてくれません!

なんと!

じゃあどうすればいいのか?

って?!

実は、パソコンをインターネットに接続するときに使う、
プロバイダーの説明書
に書いてある事がほとんどです!



あ、もう一つありました。
マンションとかで最初からインターネット対応しているようなところだと、
コンピュータをつないだときにコンピュータが自動的に「名前変換サーバ」を
教えて貰える仕組みもあります(DHCPっていうんですけどね)。

さて、この「名前変換サーバ」って書いてるやつですが、正式には「DNSサーバ」と言います。

(DHCPサーバというのもありますが、こちらは、アナタのパソコンにIPアドレスをくれるサーバで、
 IPアドレスを教えてくれるDNSサーバとは違いますのでご注意)


インターネットを見に行くとき、リンクをクリックしたとき、
毎回毎回、IPアドレスを聞かれるDNSサーバ。
けっこう忙しいです。
だって、いろんなパソコンから毎回「このホームページのIPアドレスを教えて」って
聞かれまくるのですよ。
相当忙しいのは、想像できますよね!

ちなみに、DNSサーバ、じつは全部のIPアドレスを知っているわけではないのです!

なんと!

知らないのに「コンピュータの電話帳」を名乗っているの?!

ん~、そーいうわけでもないんだけど、

じつは、こんなふうになっています↓


DNSサーバってのは、何台もあって、世界中のIPアドレスを分担して覚えているのです。
だから自分が聞きに行くDNSサーバが知らなかったとしても、
DNSサーバは、別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
そのDNSサーバが知らなかったとしても、更に別のDNSサーバに聞いてくれます。
:

というわけで、遠い国のホームページアドレスでも、最終的にはIPアドレスが判るようになっています。
上の絵でも「赤いDNSサーバ」だけがIPアドレスを知っているのですが、
黒い線のように「どんどん別のDNSサーバに聞きに行く」ということをやってくれるので、
青い線で「IPアドレス」を伝言してもらえるのです。

これを世界中で一瞬のうちにやっているのです!24時間ずっと。

なかなか凄いですね。

この仕組みを考えたのはアメリカの軍関係者ですが、その話はまた今度。


さて、DNSサーバが無ければどこにもつなげることができないことが判ったと思います。

ここでやっとタイトルの「インターネット接続不調」の話になります。

みなさんが意識せず使っている「DNSサーバ」ですが、たまに調子が悪いことがあると思います。

インターネットにつなぐたびに「IPアドレスを聞かれる」のですから、忙しいので、

いくら速いサーバであっても、たまに聞きそびれたりするわけです。

しかも最近はインターネットにTVとかケータイからも繋げるわけですから
忙しさはハンパじゃないというわけ。

で、そんなとき、どうするか?って話ですが・・・・



ここから先は大人向けになります(って今まで子供向けかよっ)。

具体的に考えられるのは下記3案です。

  1. 別のDNSサーバを使う
  2. 自前のDNSサーバを使う
  3. 神頼み


1.別のDNSサーバを使う、ですが、これは、

  1. 家に別回線を引く(別プロバイダー)
  2. 家のPCのセカンダリDNS指定をそのプロバイダーに指定する

って書くと簡単そうですが、複数のプロバイダーを繋げてDNSを使い分けるなんてのは意外と大変です。
まず繋がらないので。
例えば、ADSLダイヤルアップが可能なPCにBINDを入れてforward専用にして、それを家ルータ配下に置き、
(家ルータは、これ自体が別プロバイダーに繋がる)
家の別PCからは、DNSのセカンダリを先のADSLダイヤルアップPCとする、というもの。

2.の自前DNSサーバは、上記と同様にBINDを入れますが、こいつのキャッシュを家からは使うというもので、DNS自体はプロバイダーのものに頼り切りになります。

3.の神頼み、ですが、インターネットでの神といえば、Google。じつはGoogleのDNSサーバは全世界に向けて公開されています。
なので、
DNS:8.8.8.8 または、8.8.4.4 を指定してしまう、という手があります。
毎回Google社につなぎに行く事になるので、セカンダリに入れた方がいいとは思いますが、
末端のプロバイダーのDNSよりは遙かに信頼性が高そうな気はしますよね。
これは設定変更も簡単なのでおすすめです。
詳細は、こちら http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1251googledns/googledns.html



今日の結論


インターネット不調で名前解決によく失敗するとき(www.xxx.xxx.co.jpというサーバが見つかりません)は、
GoogleのDNSサーバをセカンダリDNSに指定してしまいましょう!?

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