スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

賞を勝ち取るには

WebMoney Awardwa.pngという賞があり、去年は
アラド戦記が、グランプリを受賞しました。
実は一昨年の2008年はMapleStoryだったらしいです。
kakonoeiko.jpg
↑【注意!2008年の受賞です】

以前は獲れていた賞が取れなかったからといって衰退だの終わりだのという話をするつもりはありません。
ただ、WebMoneyAwardのページに少し興味深いデータがあったので、それをご紹介します。

ちなみに、WebMoneyAwardですが、一般人の投票で決めているようです。
WebMoneyという冠からも、株式会社ウェブマネーが絡んでいると思われます。
この会社、年間売り上げが400億円という規模なので、それほど大企業でもないけどそこそこ大きいという感じでしょうか。
親会社は、株式会社フェイス、という会社で、ここは上場企業ですが、年間売り上げは500億そこそこ。連結決算対象にウェブマネーが入っているのであれば、大半は、WMが稼ぎ出しているかと考えられます。

このウェブマネー社は、株式会社ネクソンの重要取引先でもあり、
ネトゲ市場のインフラの一部をなしているといえるでしょうか。

そんな会社が、おそらくは取引先の会社のネットワークゲームを対象として投票を募っているのだろう、というのが、
このWebMoneyAwardですね。

ただ、一般人を何万人も相手に、投票の仕組みを作り、対象企業と連携して宣伝し、集票し、集計し、発表する、というのは「バイト代×作業者数×日数」なんていうのを考えなくても、相当な手間(つまり費用)がかかっているのは間違い有りません。
つまり、お金がかかるということは、お金を持っている人達からすれば、「支出」にあたるわけです。
すると、

そんなことにお金を出すのはイヤ

という人もいるわけです。まぁ簡単にいうと株主なのですが。株主にしてみれば、自分のお金を使って何かをするので
あれば、会社が儲かることに繋がらないと、困るわけです。お金はばらまくためにもっているのではなく、今後増やすために持っているわけですから。

すると、今回のWebMoneyAwardもウェブマネー社が儲かるための一つのお仕事であるはずなのです。
そう、もうけがないならやりません!って事ですよ。

賞を取ると、宣伝され、各方面で知名度があがり、ユーザ数が増える、ユーザ数が増えると課金する人も少しは増える。すると、ゲーム会社も儲かるし、ウェブマネー社も手数料収入が増える、という図式です。

これは悪いことではありません。ゲームを作っている会社もゲームを運営している会社も社員とか契約社員とかアルバイトとかを抱えています。つまり、その人達の給料を払わなければならないので、お金を儲ける仕組みを作って維持していかないといけないのです。

とにかく、ウェブマネー社がWebMoneyAwardを行っている理由はわかりました。

さて、その内容ですが、

投票数は、こんな感じで去年までは公表されてました。
wa-counting.jpg

11万5千票、ですね。日本人が1億1千万人いて、東京都の人口が1千万超過、地方の県庁所在都市が100万くらい?地方都市で30万人くらい、と考えると、「けっこう集めてる」とも言えますね。

でも、今年は、このグラフはありませんでした。なぜでしょう?

その理由は、、

今年は、数がへっちゃったからなのです(たぶん)。


今年は8万人に達しなかったと、WebMoneyAwardのサイトには記載されてました。

すると、グラフは、
counting-down.jpg

こうなっちゃいますね…。これまで毎年増えてきていたのに、ガクンと落ちてしまう…。

なんでこうなっちゃったのでしょう…。

やっぱ、不景気の影響が大きいのでしょうか。

世間ではデフレだの2番底だのといろいろ騒がれてます。

でも本当にそれだけ?

ネトゲというのは、


  1. 高速なネット環境
  2. 比較的新しいパソコン
  3. 時間
  4. WebMoney等を買う余裕
  5. インストールする気力


このような要素をプレイヤーに求めます。だからこれのどれかが欠けてもプレイ存続は難しいわけです。
メイポの場合、パソコンは多少古くても動くし、ネット環境もeモバ程度でも行ける、というところで敷居は低め
でしたが、それでも、DSやPSに比べれば、敷居は高いのでは?

その点、プレステとかWiiのゲームであれば、


  1. ゲーム機本体
  2. 時間
  3. ソフト費用


これだけで済みます。とくにHWは、1機種だけを買えば間違いなくゲームは動くし、機体自体がかなり安い
(パソコンと比べてね、)。

つまり、ネトゲがユーザに要求するレベルはそれなりに高いのです。
だからプレイ出来る人数は元々限られていると思われるわけですね…。
比較的裕福な人でないとやらないものかと…。

数字的に見れば、12万→8万、というのは、3分の1の減少を意味します。
こんなに大量の人が、金融危機で職を失ったりした?
そんなことは無いですよね…
そんなことになっていたら日本はおしまいになっていると思われます。
でもまだ国として機能してますよね。企業も頑張っている…。

ということは、別の何かの理由があって、ネトゲプレーヤーが減っている、のでは?

つまり、このWebMoneyAwardの投票者数が減少したということは、全プレイヤーの数が増えなくなっている(寧ろ減っている)ことを示しているのではないでしょうか…

理由はわかりませんが。

WebMoneyという会社にしてみては、ネトゲプレーヤー数の減少は、社の命運に関わる由々しき問題です。ネトゲプレーヤー以外の誰がWebMoneyを買ってくれるのでしょう。
だから、ネトゲ市場規模の衰退という事実は、一般の人々にはあまり知って欲しくない…
盛り下がって欲しくない
というところから、今年は投票者数グラフの公開を諦めざるを得なかったのではないでしょうか?

しかし、WebMoney社の取引先であるゲーム運営会社もこの事実は、自社データなどから把握ずみなのではないかと
思います。
ここで取り得る戦略は2つあります。


  1. 将来を見越して市場規模を広げる方策を検討し、それに向けて投資する
  2. 現状で市場規模は成長しきったと考え、現状での効率よい回収ができる方向に投資する


いま、ゲーム運営会社は、みな、2を選択しているのではないですかね?
今後成長が見込めるのであれば、裾野を広げる方向で努力すると思われるのですが、
いまゲーム会社が取っている施策は、全て「既存のユーザを対象」にしているような気がします。

それが、将来10年後や20年後を考えたときに良いかどうか、そんなことは、

先のことは判らない

という言葉で済ませて

いまのうちに絞れるところから搾り取っておこう

という経営方針が見えてくるような気がしませんか?



スポンサーサイト

この記事のトラックバックURL

http://alphaiota.blog105.fc2.com/tb.php/338-e0501239

コメント

コメントする

管理者にだけ表示を許可する

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。